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TOEFL®(トーフル / Test of English as a Foreign Language)テストは1964年、英語を母語としない人の英語コミュニケーション能力を測るテストとして、TOEIC ®テストと同様に米国の非営利教育団体であるEducational Testing Service (ETS)に開発されたテスト。大学などでの実際のコミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に測定するもので、欧米の大学をはじめ130か国7,500以上の機関がスコアを出願書類、入学や、奨学金、卒業の基準などに利用している。日本では単位認定や、入試優遇、海外派遣選考の目安として利用する大学もある。

< リスニング(60~90分)

ライティング(50分 / 2問) >

スピーキング(20分 / 6問)

6問中4問は、TOEFL®テストの特徴であるIntegrated Taskと呼ばれるリーディング、リスニング、スピーキングを複合させた設問形式となっている。与えられた情報をどれだけ理解し、まとめ、体系だてて説明できるかということが問われる。



〔Independent Tasks(No.1、2)〕
身近な話題について自分の考えを述べる問題。No.1では主にある事柄に対する受験者の個人的な好みを、No.2では2つの事柄についてどちらを指示するかを主に尋ねられる。音声が流れたあとに考えをまとめる時間が15秒あり、それに続いて解答の時間が45秒ある。

【傾向と対策】
「なぜそう思うか」という理由と、それを裏付ける具体例を求められるので、I think ... , because of two reasons. The first reason is ... . The second is ... . This is why I think ... .といった定型表現を頭に入れておき、それに沿って解答を組み立てよう。解答には意見、理由、具体例が揃っていればよいので、自分の意見や理由がまとまらなさそうだと思った時には一般論の視点から考えるのも1つの方法。説明がより具体的で意見と理由、理由と具体例の結び付きが明確であるほど高得点となる。



〔Integrated Tasks: Read / Listen / Speak(No.3、4)〕
あるテーマについて150ワード程度の英文を読み、その後放送される会話や講義形式の音声を聞いて、設問に答える問題。No.3では主に学校内の出来事などに関係のある英文と学生や教授のリスニング音声が出題され、英文の内容について音声の話者が何と言っているかを解答する。No.4では生物や科学、心理学などといった学問的な話題についての英文と講義のリスニング音声が出題される。設問では、それらの内容を合わせて説明することが求められる。どちらも音声が流れたあと考えをまとめる時間が30秒あり、それに続いて解答の時間が60秒ある。

【傾向と対策】
与えられる情報が多いので、メモの取り方を工夫しよう。問われる内容はほぼ決まっているので、解答文が組み立てやすいように音声の内容を「意見」「具体例」などの要素に分けてフローチャートのようにメモをとると考えやすい。英文や音声の内容を自分の言葉で言い換えたりまとめたりできると高得点につながる。また、解答中に次に何を言っていいのかわからなくなったときなどに、なるべく自然に言葉をつなげることも大切だ。マイクに向かって自分の意見を言う形式なので、人の目を気にせず堂々と話そう。



〔Integrated Tasks: Listen / Speak(No.5、6)〕
会話や講義のリスニング音声を聞き、設問に答える問題。No.5は学生の会話などのリスニング音声を聞き、話者が抱える問題の内容をまとめ、2つの解決策のうちどちらを勧めるかを答える問題。No.6は講義のリスニング音声を聞き、内容をまとめて、講義の中で挙げられた例との関連を答える問題。どちらも音声が流れたあと考えをまとめる時間が20秒あり、それに続いて解答の時間が60秒ある。



〔Integrated Tasks: Listen / Speak(No.5、6)〕
準備時間、解答時間中は制限時間のカウントダウンが表示されるので焦るが、思っているよりよりも時間はあるので焦らずに考えをまとめよう。



【ポイントアップのコツ】
選んだ意見に対して、客観的に納得できる複数の理由を解答に含むことが大切。これら6問は話すスピード、発音やイントネーションなどの話し方、文法・単語・表現の正確さ、話す内容の的確さと発展性が採点基準となる。英文や音声を正しく理解して明確な解答ができるかどうかが大切なので、要求された内容をすべて満たした解答をするように気をつけよう。
論説文の基本構成に沿って英文を書けても、それを口頭で述べるとなるとさらなる練習が必要だ。文中にはon the other hand、in contrast、for example、alsoなどのディスコースマーカーを効果的に盛り込み、相手に自分のスピーチを力強く伝えること。


参照文献:
TOEFL®テスト公式ホームページ http://www.ets.org/toefl
国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部 TOEFL®テスト日本事務局
公式ホームページ http://www.cieej.or.jp/toefl

* このページに掲載した全ての情報は2010年11月現在のものです。
*TOEFL is a registered trademark of Educational Testing Service (ETS). This article is not endorsed or approved by ETS.